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弊社の『品質管理部門』の仕事内容のご紹介

品質管理

品質管理とは、お客様や取引先からの「品質に関する要求事項」を満たすための管理を示します。

実際に納品する「完成した製品・商品」に対する言葉と思いがちですが、そうではなく、製品が完成するまでの「製造プロセスの管理」も含まれます。

高い品質の製品をお届けするにあたり、極めて重要である品質管理について、本日は当社の「品質管理部門」の仕事内容と取り組みをご紹介します。

 

弊社の品質管理部門のミッション

お客様に製品をお届けする上で、もっとも大切になるのは、その品質と信頼性。

「お客様が求める製品の品質を担保し、決められた納期で納品」するために、品質管理はとても重要な部門です。

品質が悪かったり、欠陥品が出荷されたり、納期が守れないなどのトラブルが起きてしまうと、「信頼性の欠落」へ直結。

このような事態を未然に防ぎ、お客様の満足度を高めることは、会社にとってまさに生命線でもあります。

そのための要として、製品の製造工程での品質管理を徹底することが「品質管理部門のミッション」になります。

 

▼弊社のダイカスト製品の製造事例はコチラからご覧いただけます。

帝産大鐘ダイカスト工業 製造事例

 

品質管理部門が行っている仕事

品質管理 仕事

続いて、当社の品質管理部門が行っている仕事をご紹介します。

 

3S

3Sとは、「整理(Seiri)」「整頓(Seiton)」「「清掃(Seisou)」の頭文字である「3つのS」をとった言葉で、「サンエス」と呼ばれています。

3Sは当社の重点施策のひとつで、「各部署の責任者による3S活動」を社内に定着。

この取り組みによって、社内にあるムダをなくし、職場を「より高品質の製品を生産可能な環境」に変えていくことができます。

具体的には、1)商品・製品やサービスの品質を高める、2)納期を厳守する、3)コストを下げる、といったパフォーマンスの向上に大きく寄与します。

また、製造工程における「ヒューマンエラー」を防止、削減することができます。

 

4M

上記の3Sに加え、当社では「4M」の管理も大切にしています。

4Mとは、「人」、「設備」、「方法」、「材料・製品」の4つを示し、品質に何らかの問題やトラブルが生じた際に、4Mの分類に即して原因を特定。

即座に対応・対策をとるシステムです。

日常の業務から、これら4つの「M」の考え方で生産にあたることで、製品の品質を徹底的に管理しています。

以下、これらの4つをみていきましょう。

「人」は、正確に作業できる社員のみが各製造工程に携わる管理方法です。

具体的には、作業者のスキルマップを作り、技術力を見える化。

このことにより、作業員の体系的な管理が可能になります。

「設備」については、製品を生産するために必要な設備等の管理です。

当社では、社内のベテラン技術者による定期的なメンテナンスや日常的な点検により、故障や不具合などを未然に防いでいます。

さらに、各設備の稼働率や精度、工程能力指数などを随時チェックし、生産する製品の品質を管理します。

「方法」については、品質管理に直結する部分でもあり、製造工程における各プロセスで正しい手順・方法が用いられているかを確認します。

これらを常にチェック、また必要に応じて随時見直すことで、製造工程を最適化し、管理します。

最後に、「材料、製品」についてです。

ダイカストを製造するためには、数多くの取引先から原材料や中間工業品、部品などを調達することになります。

これらのすべてが所定の規格を満たしているかを確認します。

また、検査が行われているかを常に確認、管理を行います。

 

▼弊社のダイカスト製品の製造事例はコチラからご覧いただけます。

帝産大鐘ダイカスト工業 製造事例

 

改善の実施

当社では、上述したように、製品の品質に直結する「3Sと4Mに基づく品質管理」を行っています。

また、これらの管理に加え、「改善」のプロセスを徹底的に行っています。

どんなに厳密な管理体制をとっていても、機械の不具合やヒューマンエラーなどが原因で不適合品が発生してしまうことも事実です。

その際に、その原因を詳細に分析し、即座に対応・対策を実行。

また、不適合品を未然に防ぐための改善策と管理体制を迅速に整えます。

当社では、品質管理のための重点目標に対する、管理項目と達成基準、各実行施策について、責任者を明確にし、計画と実績を展開スケジュールで見える化。

このような品質改善実行計画書によって、現状と課題の把握、そして今後に向けての「改善」に注力しています。

 

施策の検証

品質管理部門の仕事は、まだまだあります。

品質管理は、上記の考え方に基づき、管理を実行するだけでは不十分です。

さらなるその先の1歩として、「検証」をきちんと行い、常に現状を客観視するとともに、実行したことの効果を分析することが必要です。

具体的には、工場の各作業員の作業の質や能力、設備について定期的に確認し、3Sや4Mが正常に機能しているか、改善のプロセスも含めて分析・評価することが求められます。

 

手順書、報告書の作成

さらに、もっとも大切な仕事として、手順書や報告書の文書を作成することも挙げられます。

手順書と報告書は、社内の「品質管理に関わるデータや情報」を社員全体で共有するために不可欠な資料です。

また、「検証の結果」や「改善のプロセス」の共通理解だけでなく、会社の年度方針や品質方針に対する「各施策」を計画立案する上でも、重要な位置づけになります。

 

まとめ

本日は、お客様に高い品質の製品をお届けするにあたり、重要な部門である当社の「品質管理」についてご紹介させていただきました。

当社は規模の小さな会社ですが、独立した「品質管理部門」が存在しておりますので、品質には大変自信がございます。

この記事でその裏側を少しでも知っていただければ幸いです。

どうぞご安心してお問い合わせください。

 

▼弊社のダイカスト製品の製造事例はコチラからご覧いただけます。

帝産大鐘ダイカスト工業 製造事例

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