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帝産大鐘ダイカスト工業の品質を支える仕組みについてご紹介

帝産大鐘ダイカスト工業 品質

帝産大鐘ダイカスト工業では、お客様要求品質を常に「業界No1の付加価値」のあるダイカスト製品を造ることを目標にしております。実際に、帝産大鐘ダイカスト工業の経営方針にも、「高品質なダイカスト品を製造すること。(お客様に喜ばれる製品づくり)」という項目を設け、品質の高いダイカスト製品の製造に取り組んでおります。そこで本記事では、帝産大鐘ダイカスト工業の品質を支える仕組みについて、詳しく解説します。

 

短納期を実現するための仕組み

帝産大鐘ダイカスト工業 短納期を実現するための仕組み

帝産大鐘ダイカスト工業では、短納期化に向けた改善に日々取り組んでいます。その中で、帝産大鐘ダイカスト工業では、これまでに下記の2つのことを行いました。

  1. 生産管理システムの見直し
  2. 金型交換時間の短縮

順番にご説明します。

 

生産管理システムの見直し

生産管理システムの見直しでは、これまでのフォワード式を止め、バックヤード式を採用しました。フォワード式とバックヤード式の違いは下記の通りです。

  • フォワード式:受注、販売計画に対する製造計画をある基準日から前詰めで計画していく方法
  • バックヤード式:受注、販売計画から作成された入庫予定日から逆算して製造日程を計算していく方法

近年では、多品種小ロット生産のお客様ニーズが高まっています。そのため、より多品種小ロット生産に適した生産管理システムであるバックヤード式を採用しました。

 

金型交換時間の短縮

金型交換時間の短縮のために、簡易金型の製作も実施しております。図面出図段階で簡易金型を製作し、お客様に懸念項目を事前に確認していただくことで、金型交換の時間短縮に繋がっています。

簡易金型はリーズナブルな価格で製作可能であるため、お客様に大変ご好評いただいております。

 

▼弊社のダイカスト製品の製造事例はコチラからご覧いただけます。

帝産大鐘ダイカスト工業 製造事例

 

低コスト化を実現するための仕組み

帝産大鐘ダイカスト工業 低コスト化 仕組み

帝産大鐘ダイカスト工業では、低コスト化実現に向けた仕組みづくりにも取り組んでおります。具体的には、下記の5つです。

  1. サイクルタイム短縮
  2. 人材育成
  3. モチベーションアップ
  4. 製造原価の低減
  5. 大量ロット生産による低コスト化

順番にご説明します。

 

サイクルタイム短縮

サイクルタイムを短縮することで、低コスト化に繋がります。そのため、サイクルタイム短縮には、特に全社を挙げて取り組んでいます。1秒でも短縮余地のある製品については、品質会議などを通じて作業方法の見直しを行なっています。

 

人材育成

帝産大鐘ダイカスト工業では、人材育成にも積極的に取り組んでいます。なぜなら、個人の生産性を上げることで、最終的には低コスト化に繋がるためです。具体的には、下記のような人材育成のための研修プログラムを用意しています。

  • 労働基準協会が催す各種講習会への参加
  • 雇用能力開発協会が主催する各種講習会への参加
  • 教育委員会の催すボランティア事業への参加

 

モチベーションアップ

生産性アップのためには、個人のモチベーションの維持が不可欠です。そのため、帝産大鐘ダイカスト工業では下記のような個人のモチベーションアップに繋がるような取り組みも積極的に行なっています。

  • ダイカスト技能検定の受講
  • 社内・社外ロボット講習会
  • 基礎技能検定の受講
  • 日本ダイカスト協会の開催するセミナー受講

 

製造原価の低減

製造原価低減する最も有効な方法は、鋳造オペレーター・金型担当者・検査担当者・事務所メンバーが一体となり、鋳造歩留まり率向上への取り組みを議論することであると確信しています。

そのため、定期的にメンバーが集まる議論の場を設け、鋳造歩留まり率アップに向けた話し合いを実施しています。

 

大量ロット生産による低コスト化

小ロット生産だけでなく、大量ロット生産も行なっています。なぜなら、製品によっては大量ロット生産を行うことで、低コスト化に繋がるためです。お客様のニーズに応じた生産方法を取ることができます。

 

QA/QCシステム強化のために採用しているシステム

帝産大鐘ダイカスト工業 QA QC システム

QAシステムとQCシステムを簡単にご説明すると、下記のような仕組みとなります。

  • QAシステム:お客様に対して製品の性能や機能を保証するためのシステム
  • QCシステム:製品やサービスの品質目標を設定し、その実現のために社内で取り組むためのシステム

帝産大鐘ダイカスト工業では、このQA/QCシステム強化のために下記2つのシステムを採用しています。

  1. ISO9001、M-EMS認証(環境)マネジメントシステム
  2. 経営力向上計画

順番にご説明します。

 

ISO9001、M-EMS認証(環境)マネジメントシステム

帝産大鐘ダイカスト工業は、ISO9001、M-EMS取得企業です。

  • ISO9001:国際標準化機構ISOが定める、商品やサービスの品質向上を目的とした品質マネジメント規格
  • M-EMS:三重県が定める、環境に配慮した経営の促進を目的とした環境マネジメント認証制度

したがって、ISO9001、M-EMSを取得しているということは、下記の2点が客観的に認められていることの証明となります。

  1. 品質向上の仕組みが企業内にある
  2. 環境に配慮した会社経営ができている

 

経営力向上計画

帝産大鐘ダイカスト工業では、経営力の向上にも力を入れています。たとえば、2019年に中部経済産業局から事業継続力強化計画に係る認定をされました。したがって、国からの税制措置や金融支援、補助金の加点などの支援策を受けられます。

また、IT技術を活用し、社内活動の見える化や効率の良い社内生産活動の展開を進め、間接的な経営力の向上にも取り組んでいます。

 

▼弊社のダイカスト製品の製造事例はコチラからご覧いただけます。

帝産大鐘ダイカスト工業 製造事例

 

歩留まり向上のための取り組み

帝産大鐘ダイカスト工業 歩留まり向上

帝産大鐘ダイカスト工業では、歩留まり向上のために下記の2つのことに取り組んでいます。

  1. 高効率、省エネルギー溶解
  2. 超薄肉ダイカスト

高効率、省エネルギー溶解では、最新式の省エネルギータイプの溶解炉を採用し、必要なときに必要な量だけ生産する生産システム体制を築いています。超薄肉ダイカストでは、鋳造品を薄くすることで、材料費自体のコストを下げることに取り組んでいます。

実際に、従来は2.5mmだった鋳造品を0.3mmまで薄くすることに成功しています。

 

納期厳守のための配送システム

帝産大鐘ダイカスト工業 配送システム

帝産大鐘ダイカスト工業では、納期を厳守するために、配送システムにもこだわっています。具体的には下記の2点です。

  1. 納品管理表を顧客と共有
  2. 在庫管理システムによる見える化

順番にご説明します。

 

納品管理表を顧客と共有

1点目は、お客様と納品管理表を共有することです。納品管理表を共有することで、納品する製品の漏れや想定納期の食い違い等を未然に防げます。また、お客様自身で納品管理表を作成せずに済むため、お客様の工数削減にも繋がると考えております

 

在庫管理システムによる見える化

2点目は、在庫管理システムによる見える化です。各部品の情報を在庫管理システムで管理することで、在庫や製作の進捗状況の把握に繋がっています。

また、在庫を見える化することで、下記3つを抜けもれなく進められる体制作りの構築や、各部費品毎の品質改善活動にも役立てることが可能です。

  1. 要員配置
  2. 負荷の大きい部品の平準化
  3. 緊急納期への対応

 

まとめ

本記事でも解説したように帝産大鐘ダイカスト工業には、生産管理システムや在庫管理システムなど、製品の品質を支える様々な仕組みがあります。帝産大鐘ダイカスト工業では、これからもさらに高品質な製品づくりに取り組み続けます。
部品の設計、制作の依頼、お見積もり、ご相談は帝産大鐘ダイカスト工業にお任せください。

 

▼弊社の品質を支える仕組みについて動画でも詳しく説明しています!

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